「さとやま元気交流会 in 府中」の実施概要
- 開催日
- 2023年10月7日(土)
- 開催場所
- 広島県府中市
- 参加人数
- 101名
午前の部 未来見学
午前中は、府中市の未来を考えるというテーマで、「豊田産業のものづくり体験 & プチワークショップ」、「金光味噌の伝統技術と挑戦 & 工場見学・味噌のテイスティング」、「革新的なファブスペース「DDD.Labo」見学 & ゴム銃づくりワークショップ」の3つのコースに分かれて、未来見学を行いました。
豊田産業のものづくり体験 & プチワークショップ
未来見学1では、かわいらしい跳び箱型の小物入れから大小様々な木製品を製造する豊田産業株式会社の協力のもと、会社見学に加えて、木工製品作成の体験ワークショップを行い、職人の技やこだわりを通じたものづくりの伝統技巧と文化などの継承の重要性を学習しました。
金光味噌の伝統技術と挑戦 & 工場見学・味噌のテイスティング
未来見学2では、府中市の伝統的な味噌づくりを学ぶため、金光味噌株式会社の協力のもと、同社の味噌製造工場の見学を行い、日本の健康食としての味噌の価値を守りつつ、新しい発酵食の可能性に挑戦し続ける同社の歴史(伝統製法と秘訣など)と現在の取組を体感・学習しました。
革新的なファブスペース「DDD.Labo」見学 & ゴム銃づくりワークショップ
未来見学3では、株式会社モノミラの協力のもと、道の駅「びんご府中」に常設されたものづくりスペース「DDD.Labo」にて、3Dプリンター、3Dスキャナー、レーザーカッター、簡易射出成型機、卓上フライス盤などのデジタル機器を駆使した最先端のものづくりを見学したほか、それら技術を活かした「ゴム銃づくりワークショップ」を行いました。
午後の部 未来見学
上下白壁のまちめぐり
午後からは、かつての岩見銀山街道の中継地点で、江戸幕府直轄の天領として栄えた、上下に移動し、上下まちづくり協議会の協力のもと、翁座(国登録有形文化財)や上下画廊のほか、女流文学者・岡田美知代の生家を改築した上下歴史文化資料館など、白壁やなまこ壁、格子戸といった格式のある懐かしい町並みを参加者全員で散策しました。
午後の部 未来会議
白壁のまちめぐりに続き、府中市上下公民館にて、未来会議を開催しました。
この会議では、テーマを「府中市のコミュニティ・スクール」として、地域内キーパーソンである立石さんと、ファシリテーター役の石川さんによるパネルディスカッションを行い、「地域とともにある学校づくり」+「学校を核とした地域づくり」の両輪からなる府中市のコミュニティ・スクールの特色ある取組を共有するとともに、参加者と地域の担い手となる子供たちとの関わり方を一緒に学んでいきました。
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株式会社 タテイシ広美社 立石 克昭さん
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一般社団法人Work Design Lab 石川 貴志さん